初心に戻る

昨日、京都の大学で照明デザインの話をしてきた。そこの大学では、照明デザインの授業が無いため、僕の経歴と照明デザイナーの進化と、光の基礎的な内容を基本に話をしてきた。終了後、出席カードに、それぞれが感想を書いてくれたものをいただいた。多くの方々が、照明デザインという仕事を初めて知って、興味を持ったというコメントが多い。また、水や光と同じように生活の一部となっているため、重要な要素の割には無意識に扱われている事を初めて知った…というようなコメントをいただいた。僕が照明デザインの話をする目的は、光の美しさを知ってもらう事もあるが光を扱う事の重要性を伝える所にある。仕事として光と向き合うのではなく、人として光と向き合って欲しいということがメインにあり、それを仕事とする事の重要性を伝えたいと考えているからだ。

日常の仕事で忘れていた事を思い出す。

僕の客のほとんどが空間デザインをする方々で、多くの場合空間を美しく見せるために仕事が発生する。そんな中、こっそりと光の本質を伝えながらやりたい事をやっていた。最近は新しい手法や意外性を求められる事が多く、少し落ち込んでいたが、それらをクリアにした上で光の本質を組み込んで行くことを思い出した。
こんな日記を書いているときに、テレビに加藤紀子が出ている。僕が独立したのが1993年…友人の事務所の一室で一人仕事をしていたが、話し相手が欲しくて何かの雑誌に付いていた加藤紀子のポスターを壁に貼って、寂しさを右ら和していた事も思い出す。

当時に比べると、良い仕事をさせてもらっているし業界自体も大きくなったが、まだまだ光の本質を取り入れた照明デザインをやっている方々は少ない。見た目だけではない光の本質…まだまだ勉強して行かなければならないと思う。

京都で、タクシーに乗って美味しい漬け物を聞いてみた。美味しんぼにも登場する京都の食に詳しい運転手さんだった。とても楽しい話を聞きながら、移動する事が出来た。出会いというのは、突然現れる。犬も歩けば棒に当たる。動く事から、全てが始まることも思い出す!

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初心に戻る への1件のコメント

  1. 株の初心者 より:

    とても魅力的な記事でした!!
    また遊びに来ます!!
    ありがとうございます。。

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